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蒸気と水を直接混合する方式

自動開閉式 TXF-SV/MVシリーズ

最高温水温度60℃

モーター弁を使用したオートタンデムで、タンク給湯の水位制御などに使用できます。

 使用条件

最高給湯温度 60℃
最高使用圧力 0.4MPa(蒸気・給水共)
最低使用圧力 0.05MPa(蒸気・給水共)
最大差圧比 :3:1〜1:1 蒸気、給水どちらが3でも可

【注意事項】

  • ミキシングバルブ出口側にはバルブを絶対に取り付けないでください。
  • 出口側で開閉または流量調節をする使い方はできません。
  • 過熱蒸気はご使用できません。

 流量表

ミキシングバルブにとって重要な圧力は、静止時の圧力ではなく使用中実際に得られる作動時圧力(ランニングプレッシャー)です。

流量表は蒸気圧力、給水圧力が等圧で給水温度から30℃上昇させた場合の出口開放時(背圧ゼロ)における流量です。

●静止時圧力による推定流量
1S、1の場合   グラフの通り
2、3S、3の場合 グラフの80%程度
4の場合 グラフの70%程度

●蒸気、給水の供給圧力が不等圧の場合は平均値で読み取ります。
例) 蒸気圧0、4MPa、給水圧0.2MPaの場合は、平均値の0.3MPaとなります。

●温度上昇巾が30℃を超える場合
蒸気圧の値で表を読み、その流量を30倍して上昇温度で割ります。
例) 蒸気圧0.4MPa、給水圧0.2MPaでTXF-3を使用し45℃昇温させたい場合、
    蒸気圧0.4MPaで表を読むと流量は98L/minです。
    そこで、98L/min×30(定数)/45℃(昇温巾)=65L/min
作動時における圧力低下を考慮して0.8を掛けると約52L/minになり、これが予想される流量です。

 機種選定の方法

例)
40℃の温水を30L/minでタンクに供給したい。
どの機種選定すればよいか。
尚、蒸気並びに給水供給圧力は、0.2MPa、水温は10℃とする。

答)
①40℃の温水製造用として先ずTXF型を選定いたします。
②流量表で作動時圧力0.2MPaの点から垂直に線を引き、交点を読みます。
③TXF-3  で作動時圧力0.2MPaの時、58L/min
TXF-3Sで作動時圧力0.2MPaの時、42L/minの流量を得ることができます。

 静止時圧力による推定流量
TXF-3    58L/min×0.8=46L/min
TXF-3s  42L/min×0.8=33L/min
供給圧力は0.2MPaですが、作動時に圧力が降下することを考慮し、TXF-3Sを選定いたします。

 ダウンロード

・カタログ

ダイジェストカタログ
製造工場における
ダウンロード

・取扱説明書・メンテナンスガイド

型名 取扱説明書 メンテナンスガイド
TXF-1・2-MV TXF-1_2-MV.pdf取扱説明書 TXF-1_2-MV.pdfメンテナンスガイド
TXF-3S-MV TXF-3S-MV.pdf取扱説明書 TXF-3S-MV.pdfメンテナンスガイド
TXF-4-MV TXF-4-MV.pdf取扱説明書 TXF-4-MV.pdfメンテナンスガイド

・図面

型名 PDFダウンロード
TXF-2-MV 19172-1 TXF-2-MV.pdf図面
TXF-3-MV 19173-1 TXF-3-MV.pdf図面
TXF-4-MV 19174-1 TXF-4-MV.pdf図面
TXF-1-MV 19171-1 TXF-1-MV.pdf図面